前回までのあらすじ
今思えば わちを。が初めて手にした"コンピュータ的な何か"であった。
こう書くとまた例の"林檎信者節"が炸裂かと思いきやそうではない。
サンヨーの電子手帳を使わなくなってから、何となく必要な気がして紙の手帳を使ってみたりした事もあったが、長続きしなかった。
だって、コピー&ペーストできないんだもん。
(今のiPhoneもできないけど…)
検索もできないし…
そんな中で、記憶に残っている手帳達↓
なんでこんな古い物がまだ置いてあるのか自分でも不思議だが2002年の手帳。
年末の糸魚川駅前のコンビニ(多分セブンイレブン)で購入。
キティちゃんですよキティちゃん。
おそらく年始早々笑いを取るために買ったと思われる。
6月あたりまで使った形跡がある。
やるじゃん、俺。
つづいては実際には買わなかったけど非常に興味があった手帳。
「超」整理手帳2009シリーズ 5つの秘密 - 講談社[モウラ]A4を4つ折りにしたサイズの手帳で紙がジャバラ状になって8週間分つながっているので、
中身をベロンチョと引き出してやれば8週間の予定を見渡す事ができるというわけだ。
普通の手帳についてる「月間スケジュール」のページが要らなくなるということか。
また、A4四つ折りサイズなので、必要な書類を挟み込んで持ち歩けるというのが特徴。
というか、毎年買い替えなくても中身はパソコンで簡単に作ってしまえるという諸刃の剣。
「
超整理法」を提唱した野口悠紀雄氏が発案した手帳らしいが、本人はもう使ってないという
噂一応「超整理法」的な考えで作られているらしく、アドレス帳に書き加える時は50音で分類するのではなく、アドレスを知った順番にその都度書き加えていくのがいいらしい。
なんでも、人間の記憶は時間軸には強いらしく、「この人の携帯番号を知ったのは◯◯さんよりも後だ」みたいな感じでどこに書いてあるか探すらしい。
年に一度くらいは整理し直さんと無理っぽいな。
次は手帳と言うよりはメモなんだけど…
【公式サイト】100円ノートで超メモ術/手帳術/ノート活用術なんかリンク切れだらけだが、このメモ術は2冊目行くまで実践した。
これも時系列で検索しましょうというメモ法だが、検索用インデックスをつけるという特徴がある。
今で言う"タグ付け"を先取りしていたのかもしれない。
"タグ付け"というのは、フォルダにデータを突っ込むのではなくてデータ自体にキーワードとなる"タグ"を付けましょうという整理法。
"仕事"フォルダと"写真"フォルダがあった場合、「仕事で使う写真はどっちに入れたらよいの?」というヂレンマに行き着く。
20世紀までの我々は、片方のフォルダにショートカットアイコン(Macで言うところのエイリアス)を置いたりしてしのいで来た。
これを"タグ"で整理する様にすると、一つのファイルにいくつでもタグを付けられるので、"仕事"タグと"写真"タグを付けとけば無問題。
ちなみにMacOSXではユーザーがタグ付けをしなくても、データの内容をMacが要約して検索用インデックスを作ってくれるので瞬時に検索できる。
例えば「剱岳」と検索すれば、人から貰った「剱岳.jpg」やら、「なんか剱岳の映画が面白そう」という内容のメールやら、Wikipediaで剱岳を調べた履歴やら、「剱岳の映画観に行く」というスケジュールまで、一発で表示される。
下手にフォルダを開けていくよりも検索した方が早かったりする。
まぁ、Googleデスクトップでも似た様な事ができますわな。
話が激しく逸脱したが、
要するに紙の手帳は使わなくなったという話。
つづく