2007年4月23日月曜日

ろっきぃ四

昨日ロッキー4を観た。
ロッキーのシリーズなんてどれ観たって最終的にはロッキーが勝って嫁はんの名前を叫んで終わりなので(ロッキー5は知らないけど)、わざわざビデオに撮ってまで観る必要なかったんだけど…

ソ連からスポーツ医学(と禁止薬物)の粋を集めて育成された超人ボクサー,ドラゴがアメリカにやってきて、ロッキーの親友で元世界チャンピオンのアポロがエキシビジョン・マッチを申し込むのだけれど、その試合のオープニング・アトラクションが わちを の一番好きなシーンだ。

舞台の下からせり上がってくるリングに一人立つソ連のドラゴ。
舞台上には無数のぷりケツ姉ちゃん達が羽根持って踊ってる。
曲はジェームス・ブラウンの「リビング・イン・アメリカ」、"アメリカ最高ー!"みたいな事しか言ってない曲だ。
おどおどしているソ連のドラゴを見下ろしながらアポロがゴンドラでおりてくる。
リングの横ではかつてのパワーは見られないものの、歌い踊るJB。メイシオもいるぜ(若っ)。
試合直前にもかかわらずJBよりもよく踊る元チャンピオン アポロ。ブラック・イズ・ビューティフル。

いやぁ〜。この映画を初めて見た時はこのままアポロが勝つんだと思ってました。
(それでは映画が成り立たないっす)
このあとアポロはあっちゅう間にボコボコにされて死んでしまう訳ですが、わたくしが言いたいのはそんな事ではなくて

あぁ、JBは死んでしまったんだよな。


という事であります。
わちを は特にJBのファンという訳ではないけれど、JBは居て当たり前の存在でした。

天空に北極星があるように、JBがいてソウルがあり、ソウルがあるからファンクが生まれる。
ファンクを求めて人が群がり、君たちがいて、ボクがいる。みたいな…


彼はかつて「ユニバーサル・ジェームス」というアルバムを発表した際にこう言いました。
「私こそが世界中のあらゆる文化に受け入れられた唯一のエンターテイナーであり、ユニバーサル・ジェームスなのです。」
当時それを聞いた時はあいた口がふさがらなくて苦労した覚えがあるけれど、今なら言える。

その通りだ〜!!